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ー外国人ビザ申請にかかる費用の基本ガイドー

外国人ビザ申請の費用はなぜ分かりにくい?

外国人の方が日本で働いたり暮らしたりするためには、在留資格(ビザ)が必要です。そして、多くの方が最初に気になるのが「申請にはどれくらいお金がかかるのか」という点ではないでしょうか。ここでは、一般的な外国人ビザ申請にかかる費用の内訳と、ムダなく準備するためのポイントを分かりやすくまとめます。

ビザ申請の費用が分かりにくい理由として、次のような点が挙げられます。
・在留資格の種類が多く、それぞれで必要な書類や手続きが違う
・申請する人の家族構成や経歴などによって必要書類が変わる
・自分で申請するか、行政書士など専門家に依頼するかで総額が変わる

このように「人によって必要な準備が違う」ため、一律でいくらと説明しにくいのが実情です。ただし、費用の基本的な項目を押さえておけば、大まかな予算は立てやすくなります。

ビザ申請で発生しやすい主な費用項目

ビザ申請にかかる費用は、おおまかに次の三つに分けられます。
・入管庁などに支払う公的な手数料
・行政書士など専門家に依頼する場合の報酬
・必要書類をそろえるための実費

それぞれの内容を簡単に見ていきましょう。

申請手数料・収入印紙代などの公的費用

まず必ず発生するのが、入管庁に支払う申請手数料です。多くの場合は収入印紙を購入し、申請書に貼り付けて提出します。金額は在留資格の種類や手続きの内容によって異なりますが、更新や在留資格の変更でも一定の手数料がかかります。

また、在留カードの再交付や資格外活動許可など、別の手続きが必要な場合にも、それぞれ手数料が発生します。公式の情報で最新の金額を確認し、あらかじめ準備しておきましょう。

専門家(行政書士)へ依頼する場合の報酬の目安

ビザ申請は自分で行うこともできますが、専門用語が多く、書類の不備があると審査が長引いたり、不許可になったりするリスクもあります。このため、日本語や法律に不安がある方は、入管業務を扱う行政書士に依頼するケースがよく見られます。

行政書士の報酬は、在留資格の種類や申請内容の難しさ、事務所ごとのサービス範囲によって差がありますが、一般的には数万円から十数万円程度になることが多いです。相談だけのプラン、書類作成のみのプラン、フルサポートプランなど、料金体系もさまざまですので、見積もりをもらい、サポート内容とあわせて比較することが大切です。

翻訳・書類取得・その他の実費

海外で発行された書類を提出する場合、日本語訳を添付しなければならないことがあります。自分で翻訳することもできますが、内容が専門的なときや量が多いときは、翻訳会社や専門家に依頼するケースも多く、その場合は翻訳料が必要です。

また、次のような費用も発生しやすい項目です。
・住民票や課税証明書などを取得するための手数料
・遠方の入管庁へ出向く際の交通費
・必要に応じて保証書や契約書を作成するための費用

こうした細かな費用も積み重なると意外と大きな金額になりますので、事前にリストアップしておくと安心です。

費用をおさえつつ、失敗しないためのポイント

外国人ビザ申請の費用は「公的な手数料」「専門家報酬」「書類準備の実費」の三つが基本です。では、費用をなるべく抑えながら申請を成功させるには、どのような点に気をつければよいのでしょうか。

自分で申請する場合に気をつけたいこと

自分で申請する場合に意識したいポイントは次の通りです。
・在留資格の要件を公式の情報でよく確認する
・必要書類のチェックリストを作り、漏れがないか確認する
・理由書や職務内容の説明などは、できるだけ具体的に書く
・申請期限や在留期間の満了日をカレンダーなどで管理する

これらを丁寧に行うことで、専門家に依頼しなくてもスムーズに手続きが進む可能性が高まります。ただし、転職や離婚など状況が複雑なケースでは、自己判断だけで進めるとリスクも大きくなります。

行政書士に相談するメリットと選び方

行政書士に相談するメリットとしては、次のような点が挙げられます。
・自分の状況で許可が下りやすい申請方法をアドバイスしてもらえる
・書類の書き方や表現をプロの目でチェックしてもらえる
・入管とのやり取りを任せられ、時間や手間を節約できる

費用はかかりますが、不許可になった場合のダメージや、何度も申請し直す手間を考えると、「安心のための投資」と考える方も少なくありません。

行政書士を選ぶときは、外国人ビザをどの程度扱っているか、過去の事例をどれくらい持っているか、日本語以外の言語にも対応しているかなどを確認すると良いでしょう。初回相談を無料で行っている事務所もあるため、複数の事務所に相談し、費用とサポート内容を比較することもおすすめです。

外国人ビザ申請の費用は、人によって必要な手続きやサポートが異なるため、一概にいくらとは言えません。まずは、自分の在留資格と今の状況を整理し、「どの手続きに、どれくらいの費用がかかりそうか」を把握することから始めてみてください。そのうえで、自分で準備できる部分と専門家に任せたい部分を分けることで、無理のない予算でスムーズなビザ取得につなげやすくなります。

2025.11.21